静岡市を中心に7店舗の調剤薬局を展開する株式会社サンファーマシー。2014年創業の若くフレッシュな企業で、積極的に出店を行っていますが、既存の店舗がまずは地域にしっかり根づいていくよう、一歩一歩堅実な成長をお考えです。今回は、人事部部長で薬剤師でもある鵜澤卓也さんに会社のこと、仕事のこと、働き方のことを伺いました。
地域の医療にトータルケアで貢献したい。
処方せんによってお薬をお渡しするだけでなく、弊社は地域に根ざした“薬局”というコミュニティの中で、患者様の相談に乗る、病気や体の衰えの予防などについての知識の提供やアドバイスをする、健康についての不安やお悩みのケアをするなど、健康にかかわる全てのことをフォローしてトータルに地域医療に貢献して参ります。地域の最前線の現場として医療に必要なことを、薬局の立場から積極的に提案してきたいと考えています。
地域医療において医師の存在は欠かせない大きな柱ですが、「場合によっては医師には相談しづらい」という患者様もいらっしゃいます。その中には「医師には言えないけれど、薬剤師になら言える」とおっしゃっていただける患者様もいらっしゃいます。私達薬剤師は、来局された患者様に対する服薬指導や薬の管理だけでなく、お悩みや困っていることを引き出し、必要に応じてその情報を他の医療従事者と共有して解決方法を提案するなど、患者様に最も近いところから医師、コメディカルの方々との橋渡しを行える位置にいます。そうした立場から薬剤師としての職能を発揮していけば、他の医療関係者の方々と一丸となって地域医療の発展・推進に貢献できると考えております。
一方、地域包括医療においては薬剤師の存在はまだ十分に認知されておりません。看護師、介護支援専門員など他のコメディカルの方々から「薬剤師にはどういうことを頼めますか?」と、よく聞かれます。薬局・薬剤師は、これから患者様にもコメディカルの方々にも薬剤師に何ができるのかをアピールしていかなければなりません。地域に積極的に赴いて「わかってもらう努力」をすることが求められると考えています。
会社が地域に貢献するために、人の多様性を尊重していきたい。
最近、日本では少子高齢化による人手不足等の状況が続いていることなどから、働き方やワーク・ライフ・バランスについて考える機会が多くなっているように感じます。私自身、前職は薬局ではない外資系企業であり、有休などの休暇を取得しやすい環境におりました。適切に休暇を取ると精神的に余裕ができ、自分の時間を使ってさまざまな経験をしたり、スキルを磨いたり、新しいことを学んだりする機会が増えます。その結果、視野が広がり、仕事にも意欲的に向き合えるようになって効率が上がって成果が出やすくなっていたように思います。もちろん、薬局は緊急時の対応が求められる場合もありますので、常に自由に休暇を取ることは難しいかもしれません。しかし、今は適切だと思う仕事とプライベートの比率が人によってより多様になってきており、「働きやすさ」という部分が重要になってきます。また、ワーク・ライフ・バランスが自分で納得できるものであれば、仕事に対するモチベーションや効率が高まることも期待できると考えています。
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