就活を早く開始したくても、「卒業研究が長引いた」「国家試験対策に専念したい」など就活に時間をかけられない事情がある薬学生もいるのではないでしょうか。そのようなときには、国家試験後から就活をはじめる方法もあります。この週休3日薬剤師.comでも多数の方を国試後にご登録いただき4月または5月頃からの就職をサポートしてきました。
ここでは、薬学生が国家試験後から開始する就活において、押さえておくべきポイントを5つ紹介します。
1、人気の求人は避ける
とにかくすぐに勤務先を確保したいときには、新卒薬剤師に人気の求人は避けたほうがよいでしょう。人気の求人は募集をすでに終了していることも多く、国家試験後に就活をするのには向いていないのです。
具体的には、「都市部にある」、「大規模な病院」、「全国規模の薬局チェーン」などは新卒薬剤師に人気の求人です。逆に「地方にある」、「中小規模の病院」、「個人薬局」などの求人は、国家試験後の就活において狙い目といえます。
2、大手よりも中小企業を探す
地方の薬局求人を探すときには、どうしても名前を知っている有名企業から探しがちです。しかし、全国にチェーン店がある大手の場合には、求人スケジュールがしっかり決まっていることが多いです。国試後にはすでに募集を終了している可能性が高いと考えてください。
国試後の就活では、基本的に中小企業を中心に探す方がよいでしょう。きっと入社時期について柔軟な対応をしてくれるはずです。
3、エリアで探してみる
薬剤師求人を探すときには、大学や実家周辺などの自分にとって身近な場所から探してしまうかもしれませんね。しかし一人暮らしを予定しているのであれば、勤務先は全国を視野に入れて探してみるのがオススメです。
とくに、都道府県単独で探すよりも、関東圏や関西圏といったように大きなエリアで探してみると、国試後であっても新卒薬剤師の求人を見つけやすくなります。
4、職場見学もしよう
入職までにあまり時間がないと思っても、職場見学はなるべく積極的にしてみましょう。求人票だけでは分からなかったような実際の雰囲気を感じられ、現在勤務している人にいろいろなことを尋ねることもできます。
見学時には「電子カルテの有無」、「各種調剤機器が備わっているのか」、「どのような処方内容が多いのか」などの点をチェックすると、入職後の働きやすさにつながるかもしれません。それ以外にも気になることがあれば、事前にリストアップしておくと、限られた見学時間内で情報を収集しやすくなります。
5、困ったときは求人サイトに相談を
国試後の短い期間に、自力で新卒薬剤師の求人情報を探すのが難しいと感じたときには、求人サイトに相談してみるのもよいでしょう。自分で求人情報を探すよりも、スピーディーな対応が期待できるのです。また求人サイトによっては、サイトに掲載していない非公開求人の情報を持っているところもあります。そのためサイト上に気になる求人情報がないときであっても、登録する意味はあるといえます。さらに遠方で職場見学が難しいときでも、担当者が職場の詳細情報を知っていることもあるため、積極的に担当者に尋ねてみるとよいでしょう。
「週休3日薬剤師.com」は、薬剤師専門の求人サイトです。国試後からの採用検討OKの新卒薬剤師求人も取り扱っていますので、国試後にも募集継続しているような求人情報を探しているときには、ご利用ください。とくに週休3日制の正社員勤務をしたいなど、新卒薬剤師としての働きやすさを重視したい方は、働き方重視の就職の紹介実績が豊富な弊社までぜひご相談ください。