静岡市を中心に７店舗の調剤薬局を展開する株式会社サンファーマシー。2014年創業の若くフレッシュな企業で、積極的に出店を行っていますが、既存の店舗がまずは地域にしっかり根づいていくよう、一歩一歩堅実な成長をお考えです。今回は、人事部部長で薬剤師でもある鵜澤卓也さんに会社のこと、仕事のこと、働き方のことを伺いました。
週休３日正社員も、新しい生き方のひとつ。
週休３日正社員というのは、これからの時代の働き方の選択肢の１つとして必要であると思います。大多数の人にとって、働いて生きていくための対価を得るということは必要であり、かつては仕事を最も重要なものとして働く方が多かった時代もありました。しかし、今は多様な「生き方」があり、仕事に対してもさまざまな考え方がありますので、それらに対応できるような受け皿を準備していくことが企業としての魅力の１つとなると感じています。たとえば、週休３日正社員を選択し、仕事とプライベートや育児のバランスをとり、どちらもおざなりにせず両立していくことは良い「生き方」の１つであると思います。
実際に、弊社でも参考になるエピソードがあります。ある薬剤師で、以前IT業界での勤務経験がある社員がいました。ある時その社員から相談があり、話を聞くと「以前の会社でしていたような仕事をまたやりたいので、転職してパートで薬剤師として働き、その仕事との両立を考えている」とのことでしたが、その社員は優秀で、弊社としては「一緒に成長していきたい」と考えていました。そこで、やりたいことを続けながらも弊社で仕事を続けていただけないだろうかと考え、さまざまな角度から検討した結果、弊社とその社員が到達した１つの答えが「週休３日正社員」でした。現在、その社員は週休３日正社員として、非常にモチベーション高く強みであるITスキルを活用し薬剤師としても働いています。将来的にこういった週休３日正社員で勤務される方が経営に関わることも、本人の希望次第では有りうると考えています。能力が高く経営にも精通するようなスキルなどがあるのであれば、週休３日やパートなどの働き方が枷になることはないと思っています。
まだまだ小さな会社ですのでさまざまな課題がありますが、色々な方が活躍できる環境を整備するのが人事としての私の職務です。薬剤師は患者様の生命・健康に対して大きな責任を持つ大変な職業であるため、中には働き方に葛藤を抱え、現場で薬剤師として働くのを躊躇されている方もいると伺ったことがあります。週休３日正社員は、週40時間働くことがさまざまな理由で難しい、またはフルタイム勤務でない方が自分に合うと感じる方にとって選択肢の１つになるのではないでしょうか。勤務シフトは会社として工夫して対応可能な部分が多いため、弊社では週休３日正社員の採用も前向きに行っております。
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代表 永井 浜松西高等学校、北海道教育大学卒。印刷・広告代理店営業、WEBコンサル、総務人事を経て、ご縁があり介護付有料老人ホーム施設長を8年務めさせていただく。特に医療介護福祉が得意な、採用人事のプロフェッショナルです。 子供4人の共働き。育児パパLv36、最後の敵を倒しに行ってもいいレベル。 ギャップがありますが笑、演劇を20年以上続けています。 両親は浜松市の最北部、水窪出身。
